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HIV陽性者が健康を維持していくためにバランスのとれた栄養状態を保つことは不可欠です。また、エイズ治療薬は強い薬であり副作用もあるため、治療を始める前に栄養状態も含めできるだけ体調を整えておく必要があります。しかし、十分な食料を購入する資金がなく、食べることすらままならない人も多くいます。
シェアは、陽性者やその家族が家庭菜園に取り組むための活動を実施します。トレーニングの対象者は、在宅介護ボランティア、ドロップインセンターボランティア、陽性者、青年リーダーなどです。この活動にはシェア南アフリカの他地域における農業プロジェクトの経験を活かし、お金をかけずに、地域にある資源を活用してできる農業を実践し、栄養価の高い野菜を栽培します。また、ドロップインセンター(DIC)の敷地内にモデル菜園をつくり、センターに来る子どもも家庭菜園に取り組むと同時に、DICで栄養価の高い安全な野菜を使った食事を提供できるようにしていきます。
写真(左):エイズ遺児デンゼルの畑では大きなかぼちゃが収穫できた。
写真(右):家庭菜園づくりをやりとげることにより、自信と笑顔を取り戻したデンゼル。
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